栃木県上三川町の強盗殺人事件で、竹前美結容疑者(25)と竹前海斗容疑者(28)が逮捕されました。
逮捕時、竹前美結容疑者の傍らには生後7か月の長女がいたことが報じられ、「子供はどうなるの?」と心配する声がSNS上で多数上がっています。
この記事では、竹前美結容疑者の長女が逮捕後にどうなったのか、今後の見通しや法律上の制度、そして事件前に見せていた母親としての姿をまとめました。
竹前美結容疑者の子供はどうなる?
竹前美結容疑者と竹前海斗容疑者の間には、事件当時生後7か月の長女がいました。
両親がともに逮捕されたことで、長女の行き先に注目が集まっています。
逮捕時は生後7か月の長女とホテルに
FNNの報道によると、2026年5月17日に竹前海斗容疑者が羽田空港の国際線ターミナルで出国直前に確保されました。
一方、竹前美結容疑者は横浜市内のビジネスホテルで生後7か月の長女と一緒にいるところを発見され、逮捕に至っています。
事件後に竹前海斗容疑者が海外逃亡を図る中、竹前美結容疑者が長女を連れてホテルに潜伏していた状況が明らかになっています。
「要保護児童」として児童相談所へ
弁護士ドットコムニュースの報道によると、両親が逮捕された後、連絡が取れる親族がいなかったため、長女は保護者のいない「要保護児童」として児童相談所に引き渡されました。
通常、親が逮捕された場合は祖父母などの親族が子供を引き取るケースが多いですが、今回は親族と連絡が取れなかったことが大きなポイントです。
竹前美結容疑者の実家は長野県にあり、竹前海斗容疑者の実家は横浜市内とされていますが、いずれの親族とも連絡がつかなかったと報じられています。
竹前美結容疑者の長女(赤ちゃん)の今後は?
児童相談所に引き渡された長女は、今後どのような形で養育されていくのでしょうか。弁護士の見解や制度面から整理します。
乳児院や里親への委託の可能性
弁護士ドットコムニュースで取材に応じた安達里美弁護士によると、引き取り手が見つからない場合、子供を養育する仕組みは大きく2通りあります。
ひとつは里親やファミリーホームによる「家庭養護」、もうひとつは児童養護施設や乳児院などによる「施設養護」です。
また、親が同意した場合や親権を喪失した場合には養子縁組が行われることもあります。
ただし安達弁護士は「児童養護施設には地域によって定員ひっ迫があり、退所後の自立・就労支援にも課題があります。里親・養子縁組家庭への委託は増加傾向にあるものの、国の目標にはなお届いていない」と現状の課題も指摘しています。
長女はまだ生後7か月の乳児であるため、まずは乳児院で養育され、その後の状況に応じて里親委託や養子縁組へ進む可能性が考えられます。
祖父母に引き取り義務はある?
竹前美結容疑者と竹前海斗容疑者の両方の両親、つまり長女から見た祖父母には引き取る義務があるのでしょうか。
安達弁護士は「子どもから見て祖父母や曽祖父母といった直系血族が見つかれば、法律上、『生活扶助義務』は発生する」と解説しています。
ただしこれは「自身の生活に余力がある範囲で対象の親族を助ける義務」であり、祖父母側の生活に経済的な余裕がある場合に限られます。
さらに重要な点として「仮に義務が認められたとしても、強制できるのは金銭的な援助(扶養料の支払いなど)が限度であり、子どもを実際に自宅に引き取って育てる義務まではない」と説明されています。
つまり、竹前美結容疑者の両親や竹前海斗容疑者の家族が自主的に引き取りを申し出ない限り、法律で強制することは難しいということになります。
安達弁護士は「子どもにとってはつらい経験もあるかもしれませんが、長い人生を考えれば、別の適切な養育者のもとで愛情を受けて育った方が、長女にとって幸せではないかと個人的には思ってしまいます」とも述べています。
竹前美結容疑者は子供を溺愛していた
事件の指示役として逮捕された竹前美結容疑者ですが、SNS上では娘への愛情を示す投稿を数多く残していました。
TikTokに毎日娘の動画を投稿
NEWSポストセブンの報道によると、竹前美結容疑者のものとみられるTikTokには毎日のように娘の動画が投稿されていました。
竹前海斗容疑者とみられる男性と赤ちゃんが一緒にスマホを覗き込む動画や、長女をAI加工してダンスさせるような動画もアップされており、「ママは毎日朝から幸せです」と愛情を示す投稿もあったとのことです。
また、竹前美結容疑者のTikTokアカウントでは、竹前美結容疑者本人がダンスする自撮り動画が多数投稿されており、その中にも娘の姿が映っていたと報じられています。
事件直前にもダンス動画をアップしており、凶悪犯罪に関与しながらSNS投稿を続けていたことに衝撃が広がりました。
善光寺で目撃も
NEWSポストセブンの取材では、竹前美結容疑者が2025年11月頃、長野県の善光寺で赤ちゃんを抱いて祖母と一緒にお宮参りに訪れていたという目撃証言も報じられています。
目撃した女性は「美結ちゃんは生まれたばかりの小さな子を大事そうに抱っこして、おばあちゃんを連れて歩いていました」と証言しています。
事件のわずか数か月前まで、竹前美結容疑者は家族とともに我が子の成長を祝う普通の母親の姿を見せていました。その竹前美結容疑者が強盗殺人の指示役として逮捕され、娘が児童相談所に保護されるという結末は、あまりにも痛ましいものです。
まとめ:竹前美結容疑者の子供はどうなる?
竹前美結容疑者と竹前海斗容疑者の逮捕後、生後7か月の長女は親族と連絡が取れなかったため「要保護児童」として児童相談所に引き渡されました。今後は乳児院での養育を経て、里親委託や養子縁組に進む可能性があります。
法律上、祖父母には生活扶助義務が生じ得ますが、子供を引き取って育てる義務までは強制できないとされています。竹前美結容疑者はSNSで娘への愛情を発信し続けていただけに、残された長女の今後が案じられます。
こども基本法では「家庭での養育が困難なこどもにはできる限り家庭と同様の養育環境を確保すること」が定められています。両親がどのような罪を犯しても、子供には何の責任もありません。長女が適切な環境で健やかに育つことを願うばかりです。
竹前美結容疑者の生い立ちや両親についてはこちらの記事でもまとめています。
竹前美結の生い立ちがヤバい?長野県の実家や学歴を調査
竹前美結容疑者の両親はどんな人?母親は有名私大卒で父親は自治会長
参考元:弁護士ドットコムニュース、NEWSポストセブン、FNNプライムオンライン、女性自身